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Fender Stratocaster 1965 Dakota Red

価格

¥6,480,000

消費税込み

在庫残り1点

メーカー

Fender

製造年

1965

重量

3,3kg

商品ID

1076

配送料

 日本全国送料無料(離島は要ご相談)

​商品詳細

1965年製 Fender Stratocaster "Dakota Red"が入荷しました。

 

1965年頃のFenderは、Fender史において非常に重要な「過渡期」にあたります。1965年1月にFender社がCBSへ売却されたことで、この年のStratocasterには、それまでのPre-CBS期の仕様と、その後のCBS期へと移行していく新しい仕様が混在しており、ヴィンテージFenderの中でも特に興味深い年代として知られています。

 

まず目を惹くのは鮮やかなDakota Red フィニッシュです。Dakota Redは当時のFenderカスタムカラーを象徴するカラーのひとつで、伝統的なSunburstとはまた異なる華やかさと、ヴィンテージならではの風格を兼ね備えています。長い年月を経た赤系カラー特有の深みや経年変化も、現代のリイシューではなかなか再現できない魅力です。

 

1965年製のStratocasterは、アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板という、1960年代中期を代表するウッドマテリアルが引き続き採用されています。25.5インチスケール、約7.25インチの指板ラジアス、3基のシングルコイルピックアップ、シンクロナイズド・トレモロといった伝統的なStratocasterの構成を持ち、現在に至るまで続くストラトサウンドの基礎ともいえる仕様です。

 

この年代を語るうえで欠かせないのが、各部仕様の移行です。1965年には従来のクレイドットからパーロイド系ポジションマーカーへの変更、ミントガードと呼ばれるセルロイドピックガードから塩ビホワイト3プライピックガードへの移行、Black BobbinからGray Bobbinへの仕様変更などが進められました。また、年の途中には従来のスモールヘッドを維持しながら大きな金色の「Transition Logo」が組み合わされた個体も存在し、後年のラージヘッドへと移行する直前ならではの姿を見ることができます。

こちらは”ミントガード””ハカランダ指板”といったPre CBS期の仕様が残っています。厚めのスモールヘッド、パーロイドマーカー、トラロゴ、グレーボビンと65年要素も交じりながらもストラトユーザーがこだわりたいミントガード、ハカランダが揃っているのは嬉しいですね。

 

サウンドについては、1960年代中期のStratocasterらしい、透明感のある高音域と芯のある中音域、そしてタイトでレスポンスに優れた低音域が魅力です。フロントポジションでは太さを持ちながらも輪郭の崩れにくい艶やかなトーン、センターではバランスに優れたクリアなサウンド、リアではエッジの効いた抜けの良いトーンを楽しむことができます。アンプをクリーンに設定した際の繊細なニュアンスはもちろん、少しドライブさせた際にもピッキングへの反応が非常に良く、ブルース、ロック、R&B、ファンクなど幅広いジャンルでその実力を発揮します。

 

特にヴィンテージStratocasterならではの魅力は、単に明るいだけではなく、音の立ち上がりに独特の柔らかさと奥行きが感じられる点にあります。コードを鳴らした際には各弦が自然に分離し、単音ではプレイヤーのタッチやピッキングの強弱がそのまま音として表現されます。ボリュームやトーンを絞った際の追従性にも優れ、ギター本体のコントロールだけで多彩な表情を作り出せることも、この時代のStratocasterの大きな魅力です。

 

そして何より、1965年製Stratocaster×カスタムカラーという組み合わせは、楽器としてだけではなくヴィンテージギターとしても非常に魅力的です。CBS買収というFender史最大級の転換期に製作されながら、1950年代から続くLeo Fender時代の設計思想を色濃く残している1965年。その過渡期特有の仕様や雰囲気を実際に手に取り、音として体感できることは、この年代のオリジナルヴィンテージならではの醍醐味でしょう。

 

確認できる範囲の各Dateは以下の通りです。

Neck 2 DEC 64 B

Pot    137 6428 × 3

PU   bridge & middle  JAN 15 65 (Bobbin Top Stamp)

             neck 1-65 

 

パーツ類の変更点はほぼ無くオリジナル度は高いです。ピックガードはneck puマウントビスの部分が割れています。バックル傷や大きな打痕は無く美しい状態を保っています。小さい打痕から見える下地はCandy Apple Redが塗られています。おそらくCandy Apple Redでオーダーされたボディがオーダーキャンセルにより余ってしまったがDakota Redでオーダーが入り、Candy Apple Red仕上げの余ったボディを流用したのだと考えられます。下地も赤系ですのでDakotaの色味に影響無く仕上げられると思ったのかもしれません。色味が近いマルチレイヤーです。珍しい重ね塗りですが、リフィニッシュやファクトリーリフの可能性も極めて少なく、出荷段階でのレイヤードカラーと判断できます。ネイルホールも確認できます。

ネックはオリジナルフィニッシュっぽいですがすごく昔におそらくオーバーラッカーされていると思います。フレット、ナットはオリジナルです。

フレットはだいぶ低いのでライブや現場で使うのであればリフレットをおすすめします。

ハードケースは状態が悪く、金具を増設したり、Fenderロゴが無くなっていますが年代の合っているケース付です。

 

現代のStratocasterの原点とも言えるシンプルな構造、演奏者のタッチに素直に応えるレスポンス、長い年月によって育まれたヴィンテージならではの豊かな鳴り。そしてステージ上でも一際目を引くDakota Redのルックス。コレクションとしての歴史的価値はもちろん、現在も実際に演奏して楽しみたいプレイヤーにもおすすめしたい、非常に魅力的なヴィンテージStratocasterです。

 

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